接触皮膚炎(かぶれ)や薬疹などを生じる遅延型アレルギーの有無を確認する検査です。
遅延型アレルギーは体が初めて出会う物質には反応を示さずに感作が成立すると症状が出現します。
通常、使っているうちにかゆくなってくるので、「前から使っているから大丈夫」とはかぎりません。
一度かぶれてしまうと、治療薬を使っても症状を繰り返します。
化粧品などは様々な成分が含まれており、また同じ成分が多くの化粧品に共通して使用されていますので、かぶれだすとあれもこれも合わない、何を使ったらいいかわからないという状況になるのです。
かぶれないようにする薬はありませんので、パッチテストで原因を調べてトラブルを減らすのが最善策でしょう。