2017年11月10日
こんにちは!
最近複数の方から「手がきれいですね!」と褒められてルンルン^^♪な、ナース兼保育士の佐藤恵里依です。
(おそらくその理由は血管がほぼ見えない手だからかと思いますが…^^;)
さて、今回から何回かに分けて、『漢方』について投稿していきますね。
まずはこちらをご覧ください↓↓↓
それぞれの容器に様々な漢字が書かれていますが、
これらはすべて漢方のための生薬です。
「漢方」も「生薬」も聞いたことはあるけども、正直何がどう違うのか……?という方も多いかと思います。
(現にわたしも当院に勤めるまではそうでした。)
「漢方」とは、複数の「生薬」を組み合わせて処方されるもので、
その処方は、日本で独自に発展した「漢方医学」に基づいたものとされています。
一見難しそうですが、メジャーなものでいうと、写真の上の方に写っている葛根(かっこん)は聞いたことがある方も多いと思います。
そうです、葛根湯(かっこんとう)の葛根です!
甘草(かんぞう)や桂皮(けいひ)も、コマーシャルなどで目にしたり耳にしたりすることがあるでしょうか。
それと杏仁という文字も見えますね。
杏仁豆腐で見慣れた文字かと思いますが、漢方では「きょうにん」と読み、残念ながら杏仁豆腐のように甘くはないです……
ちなみに、この生薬をただ切り刻んで混ぜたり、そのままかじったりしても
あまり効果はありません。
不思議なことに、これらを一緒に煎じて、その液から成分を抽出し、製剤化しないと効き目が表れないのです。
当院ではたくさんの種類の中から個々の体質に合わせた漢方をお出ししています。
お肌に関することでも、それ以外の体に関することでも、ご相談していただければ医師が処方いたしますので、
『ちょっと難しそうだな……』なんて思う方も、お気軽にお尋ねください!