2017年4月12日
こんにちは!看護師の佐藤です。
みなさん、自分に食物アレルギーがあるかもしれないと考えたことありますか?
普段、口にしている食べ物が体の不調の原因だとしたら驚きですよね…
アレルゲンを摂取した直後に激しい症状が出るフードアレルギーに対して、
数時間~3日後くらいに、様々な体の不調が現れてしまう遅延型フードアレルギーがあるのはご存知でしょうか?
なかなか自分では気づきづらく、出てもその時によって症状が違ったりすることもあり、
体調不良で片付けられるレベルだったりもするものです。
そんな遅延型フードアレルギーのお話を今日はさせていただきたいと思います。
ある患者さまのお話をご紹介させていただきます。
その患者さまは「最近特に顔中にぶつぶつができて真っ赤になる」と受診されました。
よくよく聞いてみると、いつもどこかだるかったり、具合が悪く不定愁訴を訴え、
食事はパンやパスタなどが多く間食も好きだと話されていました。
これらの症状はもしかしてフードアレルギーかも?!?!
ということで、検査をした結果…
小麦、乳、卵に大きく反応が出ていました!!
小麦、乳、卵が多く含まれるパンや麺、お菓子など日常的に摂取していたために
慢性的な体のだるさであったり、顔の赤みなど
遅延型フードアレルギーの症状が出ていたのです(/; 😉
症状は人それぞれ違いますので気づきづらいですよね…
アレルギー症状が出てしまった食品は除去していくことが理想的です。
日本人になじみの深い和食を中心に食べることや
同じ食材を連続して摂取しない、バランスのとれた食事をとる。
などなど…
この患者さまは「小麦、乳、卵製品を2週間除去」した食生活を送ったら
顔のぶつぶつや赤みが軽減し、体調も良くなった。とご自身でも驚かれていました^^
当院では遅延型フードアレルギー検査(IgG)が新しくなりました!!
従来の検査では96項目だったものが120項目に増えより詳しい検査が可能となりました。
一度ご自身の抗体を知ることで、体の不調を改善できるお手伝いができるかもしれません^^
ご興味のある方、ぜひ一度ご相談ください。